Remember Hair31【牛乳と水素とおならと】
牛乳を飲もう!
先日何気に教育テレビ(今はEテレ)観てたら面白い番組やってました。
【水素とオナラの関係】です。
実はオナラには水素ガスが含まれているそうです。30%も!
そしてそして、あの目眩のする臭いの基は、なんとなんとオナラ気体の中でたった1%しか占めていないそうです。
なのに臭うのは驚きですね。
て、驚くのはこの後です。
そのおならに含まれる水素、実は、、、体内で生成されるのです!!
更に驚きですね。
仕組みは、【牛乳を飲むこと】で胃酸で消化されない牛乳の成分が腸内で反応し水素ガスを生成すると言うもの。
水素は体外でできたものを飲むか、吸うか、入浴で経皮吸収するかしかないと思っていました。
なので「皆!牛乳を飲もう!!」だね。
メカニズムの詳細は下記に記載します。
【協同乳業株式会社 お客様相談室】のHPから引用します。
腸内細菌が水素を作るときに必要なのは炭水化物。ただし、炭水化物の中でも吸収されやすい砂糖などではなく、オリゴ糖や食物繊維などです。これらが小腸を通り抜けて大腸に到達し、大腸内の腸内細菌に利用されたときに水素が生まれます。
牛乳にはこの消化しにくい炭水化物の一つである乳糖が含まれています。乳糖は小腸の中のラクターゼという酵素で消化され吸収されます。しかし、日本人の約9割が、このラクターゼが少ない乳糖不耐症と言われており、牛乳を飲んでも乳糖が消化できず、お腹がゴロゴロしたり、お腹がゆるくなったりする人が多いのです。しかし、この消化されなかった乳糖が大腸内の腸内細菌によって利用されることで水素が産生されます。
反対に乳糖分解酵素のラクターゼを多く持つ人は乳糖が大腸に届く前、つまり小腸でほとんどの乳糖が消化されてしまい、大腸に到達する量が少ないため、水素の産生量は少なくなります。また、腸内細菌も一人ひとり違うため、水素の産生量には個人差があります。