飲む日焼け止めと塗る日焼け止め
美容業界だけでなく一般の方にも認知されつつある「飲む日焼け止め」。
「飲んでおけば日焼けしませんよ!」
というような触れ込むものもあるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
従来の塗る日焼け止めと飲む日焼け止めには、それぞれの役割があるんです。
その役割を知ることで万全の肌対策をしませんか。
【1】日焼けの原因となる紫外線
光の種類
光の種類には、赤外線、可視光線、紫外線の3種類があります。
可視光線は文字通り、目に見える光線のこと。
赤外線や紫外線は、可視光線の赤い光の外、紫の光の外という意味合いで目に見えない不可視光線とも呼ばれます。
日焼けに影響があるのはこの中の紫外線です。
さらに紫外線も3つの種類に別れます。
●紫外線A波(UVA)…シミ・しわ・たるみ
紫外線A波は肌の奥深くまで届く光線で、肌の内部からダメージを与えます。
肌を形成するコラーゲンやエラスチンを破壊し、シミやシワ、たるみの原因である肌老化を促します。
●紫外線B波(UVB)…日焼け・シミ
紫外線B波は肌の表面で吸収される光線です。肌の外に影響を与えます。
肌が赤くなったり、褐色になったりする原因は紫外線B波。シミやそばかすの原因にもなります。
●紫外線C波(UVC)
存在はしているもののオゾン層で守られて地表には届かないので現在は問題がありません。
生物へのダメージが最も高いので、オゾン層が破壊されるとあらゆる生物に影響があると懸念されています。
【2】塗る日焼け止め
塗る日焼け止めは、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)をカット(守る)する商品となります。
●PA(Protection Grade of UVAの略)は主に紫外線A波(UVA)の防止効果を表現しています。
+の多さが効果の高さを示しており、4つの段階に設定されています。
紫外線A波は1年中高い水準で降り注いでおり、外に出ることが多い方は寒い季節であっても使用したほうが良いです。
●SPF(Sun Protection Factorの略)は主に紫外線B波(UVB)の防止効果を数値で表現しています。
数値が高くなるほど長時間、肌が赤くなったり褐色になったりを遅らせることができます。
1~50までの間で表現されますがこの数値は倍率となります。
例えばAさんが日焼けしてしまう時間が20分だった場合、SPF30の日焼け止めを塗れば20分×30倍=10時間。
10時間は日焼けを止める効果があるということになります。
SPFが高い物を使うと肌への負担が高くなったり、不自然な見た目になりますので、あまり長時間外出しないのであればSPFは低いものを選ぶと良いです。
【3】飲む日焼け止め
塗る日焼け止めとは違い紫外線そのものから守るのではなく、強い抗酸化作用によりダメージを受けた肌を修復することで紫外線の影響を抑える効果があります。
注目成分ニュートロックスサン
日本国内の飲む日焼け止め使用されている主な成分はニュートロックスサンという成分です。
ニュートロックスサンは南スペイン産のシトラスとローズマリーの原料を特定の配分で混ぜることで出来る成分で、紫外線に対しての効果があることが発見されました。
この成分には深刻な副作用もないので安心して飲んでいただけます。
ただし、妊娠中や授乳中や、高血圧や糖尿病などの持病を持つ方は医師に相談の上お飲み下さい。
【4】併用のススメ
塗る日焼け止めと飲む日焼け止めは、それぞれの作用が違いますので併用ができます。
内側と外側、両方で対策すると日焼けをより防ぐことが出来ますのでおすすめです!
【5】ミヤタッチ取扱いの塗る日焼け止め紹介
MIRRA(ミラー)化粧品 サンブロック【SPF30】
オーガニックコスメであり、お肌に負担の少ない自然派UVケア商品。
色味もナチュラルなため、どんなファンデーションにも対応可能です。
【6】ミヤタッチ取扱いの飲む日焼け止め紹介
日差しを内側からサポート【BE-MAX the SUN】
ニュートロックスサンを始め、オリーブ葉抽出物、ザクロ抽出物、ビタミンDなど7種類の成分を追加した日焼け対策に特化したサプリメントです。
【7】ミヤタッチ取扱いの飲む日焼け止め紹介 その2
なでしこさぷり 『還元持続型イオン美人+醗酵』
飲むことで身体の中に水素を発生させるサプリメント。抗酸化作用により肌の修復を促します。
いつまでも若々しくいたい方にとって毎日継続して摂りたい加齢対策サプリメントです。